雪あかり。

夕方から降り出した雪が積もって、あたりはすっかり雪景色です。今夜は居待ちの月も輝いて、夜だというのにキラキラです。
あぶなく、このまま春になっちゃうところでした。何の話かというと湯川潮音さんの『雪のワルツ』です。こんなに好きなのに、まだ紹介していなかったのです。
紙芝居みたいなPVももちろんですが、詞もリフレインするメロディも、何より潮音さん自身がまるで生きているメルヘンです。
一度聴いたら忘れられないこの曲は、三木鶏郎(とりろう)さんという方が、戦時中、出征前のクリスマスの雪の日に作られたのではないかといわれているそうです。潮音さんは彼の「辛いときにあえて楽しい歌を生み出す精神」に魅かれて、この曲をうたいたいと思ったのだそうです。
鶏郎さんも潮音さんも強いなと思いました。強くなければ、美しいものは創れないということなのでしょうね。
話は、やや強引に、別府匠クンです。愛三工業チームの彼の紹介欄に「どんなレースにも恐怖と楽しみは必ずあります」と書いてありました。「辛いときにも楽しいことを」という強さに通じる気がしました。怖い、けど楽しみでもあるというのは本心でもあり、そう言い聞かせている部分でもあるように思いました。
生きていくのは大変なことが多いのだけど、恐怖や辛さにばかり目を奪われることのないように、いつも心して強く楽しく生きていかなければならないのです・・・鶏郎さんと潮音さんと匠クンの共通のメッセージのように思いました。
匠クンたち愛三チームのプロフィールは→http://www.aisan.net/index.htm
潮音さんの『雪のワルツ』カヴァーに至るまでのエピソードは→http://yukawashione.com/yukinowaltz/index.html

雪のワルツ

雪のワルツ