赤星憲広選手と車椅子

阪神赤星憲広選手は、2003年から自分が一年間に盗塁した数だけ車椅子を寄贈するというボランティアをしています。今年も、先日35台の車椅子が贈られたようです。
赤星さんといえば、いわずと知れた盗塁王の常連。今年は怪我もあってやや振るわなかったものの、昨年までは3年連続60盗塁を超える記録を残すなど、なんていうか、ものすごい人です。
私の記憶が正しければ、その赤星さん、車椅子を使っているという人が赤星さんの走りに励まされているといったのをどこかで耳にして、それに感激して、そういう障害者のために何か具体的に力になれたらと始めたのが、この盗塁数分の車椅子贈呈だったはずです。毎年、この時期に贈られるので、まさに赤星サンタさんですよね。
今年で220台目になる赤星車椅子は、ちゃんと赤くて、しかも全部赤星選手のサイン入りだそうです。全国の施設や病院に贈られているそうなので、機会があれば探して見たいですね。かくいう私の家族も日ごろ車椅子を使っているので、いずれ『赤星号』(スイマセン、いま勝手に命名しました)が届けられないかなと、かすかな期待をしております。
車椅子の何たるかをわかっていない近所の子供が、いつも「それスピード出る?」とまとわり付いてくるのですが、赤星号になら、その質問もアリって感じしますよね。
JRの車掌さんの資格も持っているという赤星さんの実直な感じが、そのまま出ているこの活動、みなさんも応援してあげて下さいね。どうやって?もちろん六甲おろしを大きな声で歌って、でしょう。
歌といえば、玉光堂さん! エルレガーデンのCD、置いて下さい。お願いします。