李下に冠をたたさず。

今日、ツール・ド・フランスEXを入手しました。日本で唯一のツール速報誌です。
ラスムッセン選手の解雇の詳細について読みました。自転車選手は常に居場所を自己申告しなければならないのだということを、そこで初めて知りました。つまり、居場所をいわないなんてドーピングしてんじゃないの?ということらしいです。
そんなに疑わなくてもいいじゃん! とか、そこまでの報告義務はかわいそう! とか、否定的にとらえることも出来るとは思いますが、ドーピングと戦うためなら、そのくらいしないとな、とも思いました。
第7ステージを取ったゲルデマン君は「アンチドーピングのためにボクら選手にもできることはある」と積極的に検査に協力する姿勢を示していました。
そうなのです。悪いことをしていないなら、検査でも居場所の報告でも、選手の方からどんどんやっちゃったらいいのです。そして、アンチドーピング委員会に「いくら調べても薬が出てこなくて、やんなっちゃった」と言わせればいいのです。
中国の古い言葉に、「李下に冠をたたさず」というのがあります。李下の李はプラムのこと、つまりプラムの実がなっているところで、冠(帽子)をかぶり直そうとして手を上に上げたりすると、プラム泥棒と間違われるから、やっちゃダメ!という意味です。
アンチドーピングも同じでしょう。やってないなら、まず疑われるようなことはしない!そして、みんな正々堂々と戦って、いっぱい感動させて下さいませ。


オマケ。

くればいいのに feat.草野マサムネ from SPITZ

くればいいのに feat.草野マサムネ from SPITZ

会いたいと思うそのときには あなたはいない♪という歌部分のマサムネ君の声、かなりヤバイです。なので「あなたが来ればいいのに」と思うわけです。