各駅停車。

先日、東京からの帰り、浜松町から羽田空港までモノレールに乗ったのですが、そのときは、あえて各駅に乗りました。といっても、各駅と快速で5分くらいしか違わないのですが、せっかくの水辺の景色を少しでもゆっくり眺めたかったので、5分長くかかる方を選びました。水鳥をたくさん見つけられて、各駅で正解だったなと思いました。
時間がくれるものって、ありますよね。
ところで今日、4月2日は清志郎さんのお誕生日です。ご存知の方も多いでしょうが、昨年ご病気になって、いまもたぶん活動は休止中です。でも、私たちはいくらでも清志郎さんを待っていられる・・・そう思っています。清志郎さんは30年以上(もしかして40年?)も、私たちに音楽を届け続けてくれています。先日紹介した『カバーズ』みたいなシャレのきいたものから、捻じれるほどせつないラブソングまで、ステキな曲がいっぱいです。自転車も愛してくれていて、きのうのレースで優勝した田代恭崇さんともお友だちのはずです。だから、私はそんな清志郎さんが元気になる日を待っています。
今日、紹介するアルバムはデビュー作ではないと思いますが、清志郎さんの活動の原点に限りなく近い作品です。名作です。収録されている『スローバラード』に勝るラブソングはほかにありません。・・・だから、ゆっくり流れる時間も、また愛おしいのです。

シングル・マン

シングル・マン