ツール・ド・北海道第4ステージ。

ツール・ド・北海道もここまで来ました。今日は、ついに札幌に到着です。
きょう、いちばんシビレたのは岡崎和也さん(NIPPO)です。
序盤にアタック、5人の逃げが決まると全開で引きまくりました。逃げに乗ったのは宮沢崇史くん(チームバン)、柿沼章さん(ミヤタスバル)あとは、ブリヂストンアンカーの若手とカナダ人選手。とにかく、岡崎さんと宮沢君はステージをゼッタイ取るんだという強い意志が伝わってくる闘志みなぎる走りでした。岡崎さんは主催者ニッポの選手でもあり、今大会満足な成績がチームで得られていないことへの責任も感じていたのではないかと思います。しっかと前を向いてぐいぐいペダルを踏む姿も凛々しくて、正直、惚れ直しました。
結果は、ゴール前500mで集団に吸収されてしまったのですが、スプリントはチームメイトのマリウスが取って、チームとしての『ステージを取る』という目標は無事達せられたのでした。でも、ツール・ド・北海道ファンの多くが「岡崎を勝たせたかった」といっていたのは印象的でした。愛されている選手なのです。愛すべき人なのです。岡崎和也という人は。
リーダージャージは愛三工業西谷泰治選手が守りました。チームメイトのアシストも豪快にして、磐石。しょーもない数々のアタックをことごとくぶっつぶし、エース西谷を無事にゴールに送り届けました。田中光さんの13分をはじめとするアシスト陣の遅れっぷりも、全開アシストを物語っています。愛三工業はいいチームです。
明日はいよいよ大通公園クリテリウムです。ポイント賞が微妙な上に、総合2位の鈴木真理さん(ミヤタスバル)もわずか6秒差なので、明日は仕掛けてくるでしょう。すっごいレースになりそうです。
スタートはごご1時、大通8丁目。みなさん、お見逃しのないよう。