アフリカに自転車を。

アスタナの監督ヨハン・ブリュイネールさんが協力するというチャリティ活動の情報をつかんだので、お知らせです。
その活動の名前はWorld Bicycle Reliefといって、発展途上国に自転車を贈ろうという基金のようです。サイトに出ていたことを何となく訳すと「自転車があれば歩くだけよりも飛躍的に生産性が上がるし、保健・衛生の向上に役立つし、教育や経済発展のチャンスも増えます」ってことらしいです。
わかります、わかります。ユニセフでも同じようなことをキャンペーンしてますから。たとえば、ワクチンを運ぶのにも徒歩しかなければ回れる範囲は狭いし、時間がかかるから腐りやすいしで、散々。でも、そこを自転車ですいーっと行ければ、腐る前に大勢の子どもたちにワクチンを届けられるって。
教育のチャンスが広がるっていうのも、わかりますよね。先生が巡回教室を開いてもいいし、子どもたちに自転車通学をしてもらってもいいし。
しかも、自転車のいいところは燃料いらないし、メンテナンスが簡単ってとこ。Simple & Sustainableって、これ、いまどきのキーワードですよね。
ブリュイネールさんは、ツールのあと、次に情熱を傾けるべきものは何?って考えてて、そこにこの話が来て「これだ!」と思ったとか。
なので、直接どう協力できるかはともかく、とりあえず自転車ファンとしては押さえておいて、かつ、心の中ででも応援できるといいのかなって思います。
サイトは英語ですが、なんとなくわかると思うので、のぞいてみて下さい。特に「Our work」ってとこをクリックすると、まだカバーのかかったままの自転車のハンドルを握ってうれしそうに笑ってる人たちの写真が出てきて、ちょっとぐっと来ます。これ見ただけで、趣旨は十分伝わるなって感じです。
http://www.worldbicyclerelief.org/