コックスさん。

山岳といえば、2005年にツール・ド・ランカウィの山で、福島康司さんからリーダージャージを奪った南アフリカのライアン・コックスさんが、8月1日に病気のために亡くなったそうです。
すらりと手足が長く平坦でもスピードがありそうなのに、激坂をスイスイ登っていったあの姿は、いまでもはっきりと目に焼きついています。実際、タイムトライアルを得意にしていたそうですが、ランカウィでの総合を取るために、めちゃめちゃ山岳を鍛えたのだとか。
目標を定め、それに向かって自分を追い込み、そして、確実に獲物を捕らえられる、すばらしい選手だったのですね。まだ28歳だったそうです。
ご冥福をお祈りします。