鈴木真理さん

きょう、Jツアーのチャンピオンになった鈴木真理さん(ミヤタスバル)は、ブリヂストンシマノを渡り歩いて、今年ミヤタスバルに電撃(!)移籍したのですが、それが大当たりだったみたいですね。
真理さんは、2002年の全日本チャンピオンだし、その後2年続けてアジアチャンピオンだったと思うのですが、このところちょっと苦しいシーズンが続いていたんですよね。で、本人も何か変えたいと思っていたところに、我らがくりぽん(?)栗村修監督が「ミヤタを勝てるチームに」と真理さんを誘って、今年の強いミヤタスバルが出来上がった・・・ということだと・・・たぶん、そういうことです。
栗村さんの誘いを意気に感じた真理さんは、見事に期待に応えて今シーズンを通してJツアーのリーダー争いを演じ、ついに今日最終戦を無事戦い終えて、初代Jツアーチャンピオンとなりました。
Jツアーは今年からはじまった“年間賞金レース”で、春から対象となる12の実業団レースを指定して、そこでのポイントを積算して年間王者を決定する、というもの。今回、初代チャンピオンとなった真理さんと、Nippoの岡崎和也さんがずっと一騎打ちの状態で、年間通して戦うだけに実力が如実に出るものだなあと、感心しきりです。
賞金もしっかり現金で支給されているみたいですから、選手のみなさんには来年以降もがんばって熱いバトルを展開してほしいものですね。
真理さんに話を戻すと、もうすぐ放送が始まるツール・ド・北海道でも、真理さんはすごくいいレースを見せてくれました。愛三工業、スキルシマノNippoといった強豪に常にミヤタスバルが絡んでくる、という構図を作ってレースを盛り上げてくれました。最後は悔しい結果だったかもしれませんが、見ている方は真理さんや柿沼章さんのおかげでずいぶん楽しかったですよ。
それと、最後にホテルで開かれた表彰式、ミヤタスバルだけがレースジャージですごくステキでした。というか、他のみんなは普段着だったりして、あの表彰式ってなんなんだろって思うんですけど、ミヤタはチーム全員ジャージで決まってました。
そもそも、来年からは総合の表彰式はレース終了と同時にゴール地点でやって下さい!これは、もう、意見とか感想ではなく、切に切にお願いです。ホテルの中で内輪だけでやるのは、もう勘弁して下さい!だってレースは役員のためじゃなくて、愛するファンのためにあるのですから。
さ、ツール・ド・北海道のテレビ見なくちゃ。